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S.A.Pプロジェクトの役割

私達が目指すこと

 「パーキンソン病」は進行性の神経難病で、手足がふるえる、動作が鈍くなる、姿勢や重心移動のバランスがとれなくなる等の運動障害が現れます。多くは60歳前後から発症するのですが梅原"Paul"達也さんの場合は「若年性」といって、より早い年齢で発症する例だそうです。
 日本には10万人を超える患者さんがおられ、そのうち1割ほどの方が「若年性パーキンソン病」といわれています。

 この病気の決定的な治療法は、まだ発見されておらず、投薬で当面の症状を軽減させることが治療の主流とされています。新しい治療法も研究が進んでいますが、現在最新の医療技術をもってしても、やがて進行し寝たきりになる可能性が否定できない病気です。

 梅原"Paul"達也さんが目指すのは、自身の音楽活動を通じて、難病に対する世間の認知度を高めることにより、難病に全くかかわりの無い方々にも、様々な病状や置かれている現状をもっと正しく知ってもらうことです。
 また、自身が病状を隠さずステージに立ち続けることで、自分と同じ難病の方々が、今よりももっと前向きに日々を過ごしていければと考えています。

 私達の目的は、梅原"Paul"達也さんのこの想いを、音楽を通じて広く社会へと発信し続け、将来的にはパーキンソン病をはじめ難病とたたかう方々を支援する為のNPO法人設立を目標としています。